就活は企業に選ばれるものだと思っている人もいますが、実際には企業を選ぶものだと考えた方が良いです。企業は個人が応募して来なければ採用することはできませんし、内定の辞退などの権利もあるので、個人が決定する要素も強いのです。さらに、闇雲に活動していてもなかなか採用はされません。自分のやりたいことを決め、働きたい企業を探し出すことで本気になったり、覚悟ができて、採用されやすくなります。
よって、就活では自分が覚悟を持って挑める仕事を探すことだと考えても良いのです。覚悟が決まれば、対策もしっかりとするだろうし、面接でも適切な受け答えができるので採用されやすくなります。このことが採用されるかどうかに大きく関わっていることを忘れないようにして下さい。どんなに資格を取ったり、能力を高めたり、人脈を作っても、本気でないなら見抜かれてしまいます。
学生気分を早く抜けることが大切なのです。就活は恋愛にも似ている部分もあります。スペックや条件も大切ですが、本気や熱意が決め手になるものだからです。どんなに好条件の相手でもその気がないなら、組もうとはしないのが人間だからです。
逆に言えば、スペックや条件が希望通りでなくても、本気や熱意があれば組んでみようと思うのも人間です。ただし、中途半端なやる気や努力は無駄に終わることも多いので注意が必要です。本気であり、覚悟を決めるとは生半可なものであってはいけません。口先だけのやる気はすぐに見破られてしまいます。