テレビ会議システムは各種提案でかなりのシステム構成の違いがあります。システム構成としてはおおまかに言えばカメラ、マイク、システム、ネットワークとありますがそれぞれビジネスの種類ごとに違ってくるのです。特にカメラとマイクは違いが顕著です。会議はおおまかに言えば1対1と複数対複数などに分けられます。
参加する人数も違いがありますが、同時に話す人の数も重要です。会議においては不特定多数が発言することが予想されるのであればマイクは指向性を外したタイプを、また、1対1などの場合は個別のマイクで指向性があったほうがよいです。集音性能も重要ですが、指向性を無視した選択はビジネスにおいては厳しい結果になりかねません。テレビ会議ではカメラも重要です。
固定で全体を表示するだけの場合と、個別の表示にも対応する場合に分けられますが、どちらの場合もカメラの性能が重要です。ビジネスでは相手が見えている方が話が進みやすい面がありますが、くっきりする必要性はないと考える場合も多いです。しかし、サンプル商品などをしっかり見たい場合などのようにカメラの解像度が重要であるケースも多いです。テレビ会議ではカメラは必須ではありませんが、高画質タイプに対応しているかはカメラによってかなりの差があります。
システムによっては個別カメラが追加できる場合もありますが、複数人対応タイプの場合、ネットワークの帯域との兼ね合いでカメラを追加できない場合もあるので注意したいところです。