テレビ会議システムのビジネス版

テレビ会議はビジネスで多く利用されていますが、もともとは小規模のグループでの利用が主でした。ビジネスでの利用としては専用のシステムが開発されてからになっています。専用カメラは解像度が高く、また、電話回線でも使えるように圧縮機能がついた装置が必要となっており、高価でなかなか導入が難しいという企業が多かったようです。ビジネスでのテレビ会議システムの利用が進んだのはカメラの低価格化とインターネット回線の利用があってからです。

インターネットはセキュリティ対応が難しいことがネックでしたが、VPNなどのセキュリティ対応が進んだこと、また、インターネット回線自体のコストが下がったことでビジネスでのテレビ会議システムの利用が一気に進んでいます。テレビ会議システムとしてはクラウド対応が多くなっています。支店や本店を直接繋いで会議をする形式も多いですが、利用したいときに利用する端末からクラウドに接続して行うシステムが注目を集めています。コストが抑えられるだけではなく、PCからの接続にも対応している点が好評を得ています。

利用するPCについてはWindows系であれば比較的機能が低いタイプでも使えるのがメリットです。また、Webカメラが無い機種はUSBタイプのカメラが利用できますのでコストを抑えながら、解像度や音声にこだわったシステム構成も利用可能です。クラウドのコストについては年々下がっており、専用システムよりも大幅なコストダウンとなっています。

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