スマホに代表される端末は、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)と呼ばれ、個人の楽しみや仕事を助けてくれる強力なツールになります。一方、タブレット端末も一般的にはPDAの仲間と捕らえられていますが、画面のサイズの大きさにより、複数の人で一緒に見ることができる便利さと、パソコンなどに比べて簡単に利用できる手軽さを実現しています。そういった意味で、タブレット端末はHDA(ホームデジタルアシスタント)として家族や、数人の人で共有するのにぴったりな端末と言えます。たとえば、主婦の方にとっては、料理のレシピを調べて台所に置くことで、手が汚れていても大きな画面で見ることができる便利なツールになります。
お子様にとっては、通信教育やネットで展開される、授業の動画や問題アプリを活用し、特に算数・数学の図形問題のようにビジュアルが必要な内容を理解する上で便利な端末になります。テレビの代わりにオンディマンドや、動画サイトの映像を見ることができる端末としても利用できるので、一家に一台タブレット端末があると、スマホでは得られなかったユーザー体験をすることができます。タブレット端末を、携帯電話などの通信と合わせて利用すると、車の中で、ナビとして活用することもできます。また、ビジネスシーンに置いては、商談用の資料をお客様と共有しながら説明することができるツールにもなります。
最近では、社員にパソコンを持たせずタブレット端末だけで仕事をさせる企業も現れており、これからも新しい用途が生まれる可能性があります。