タブレット端末は、ブックリーダー(電子書籍を閲覧するためのデバイス)として活用することができます。スマートフォンでも、もちろん電子書籍を読むことはできますが、画面が小さいため頻繁にページ送りをしなくてはならず、面倒だという根強い意見があります。また、老眼の人にとっても文字が小さいスマートフォンの画面で読書するよりも、よりワイドな画面を持つタブレット端末で読書したほうが快適なことに間違いはないでしょう。電子書籍のディストリビューションを行っている企業は、それぞれ専用のブックリーダーを販売していますが、タブレット端末でも各社の電子書籍を読むことができます。
それぞれのディストリビューターの電子書籍に対応したアプリをダウンロードするだけです。アプリは無料で提供されているため、費用もかかりません。電子書籍は1つのファイル容量が少ないため、1つの端末に数百冊、数千冊ものデータを持ち歩くことができます。また、SDカード、マイクロSDカードなどで容量を拡張できるタイプのタブレット端末を選ぶと、それこそ無限に容量を増やすことも可能です。
タブレット端末を選ぶときには、手に持ちやすいサイズや稼働時間に注意して選ぶとよいでしょう。読書に使用するときは、長時間端末を手に持つことになるので重さも重要です。手の小さな人は、端末が大きすぎると保持するのが大変なので、できることなら片手で掴むことができるサイズを選ぶのが理想です。販売店で現物を手にとって見てから、購入すると満足のいく買物ができます。